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  • Writer's pictureAi of Essencedot

お箸を作る


ずっと作ってみたかった木のお箸作り。

オリーブ、ハワイのコナツリーなど沢山の木の種類から自分の木を見つけることから始まる。色や手触り、香りなど目移りしてしまうほどの種類の中から、『パッと瞬間に感じたもの』をと先生。。美しいダークな色の美しい香り、それはローズウッドだった。


お箸作りを始める前に、先生手製の木琴で木の精霊と、自然へ感謝のセレモニーを。この木琴、とても美しい音色で自然と気持ちがハートとつながる。

刀で木を丁寧に削る作業は思った以上に簡単ではなく、、つい肩や普段使っていない筋肉に力が入り、変に力んでしまったり、、木目の逆さ目になっている箇所を削るのが大変でつい木と格闘したり、、『木と戦ってはいけない、木に寄り添うように。木を感じるように』との先生の言葉にハッとさせられる。そうか、、ただ感じることか。。

削る際に香るレッドウッドのアロマにため息が出る。なんて贅沢な時間なのだろうか、、先生に手直しをしてもらいながら、味のある自分のお箸が完成した。

仕上げに植物オイルをつけると、美しい深い色あいに変わる。

毎食このお箸で頂くのがとても嬉しい。洗剤を使わず、お水で洗い、時々オイルに浸す。大事なものを長く使いたいと思うと、お手入れも神聖な作業だと感じるようになった。

太古から昔の人たちはこうして自然に、自分たちの使うものを自然の中から頂戴し、自分の手で作りあげてきた。それも必要な分だけ。それらを大事に手入れをしながら長く使ってきた。

手先の器用さや、綺麗なお箸を作るよりも、自然とどう向き合い、寄り添うことが大事なのだとお箸作りで改めて思う。

Workshop By Vsee箸

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