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アロマセラピーと植物



このカードは何だと思われますか?これはヨーロッパで疫病がは流行った時代に医師の

卵がペストや伝染病から身を守るために装った姿です。

マスクの中にも服にもハーブやチンキなどを入れたり、染み込ませたりして感染しない

ようにしていました。そして当時の薬と呼ばれるハーブやチンキなどを患者へこの棒を

使い往診していました。今ではリラックス効果などで注目を浴びるようになった

ハーブや精油も歴史を辿れば生死を彷徨う時代の命綱だったのです。

今までもアロマセラピーの歴史を学びました。

ですが、植物の叡智が人々の生死をかけて使われ、今に至ることを強烈に改めて

見つめることになったのはアロマセラピーを学び10数年以上経ってからでした。

いろいろな代替医療や、アロマセラピー、イギリスのメディカルアロマセラピーを学

び、IFPAのアロマセラピストになるべく論文を書き、ケーススタディ当時で60ケー

ス行ない、実技に筆記の試験を受けました。文献をむさぼり読み

今まで学んだ知識を持って、精油の瓶を選びブレンドしお仕事をしてきました。

以前のブログにも書きましたが、母との別れのグリーフ時に嗅いだネロリから、母から

のメッセージを聞いた時に改めて精油の効能に驚き、ボトルの中の精油の素で姿である

植物たちにではなく、精油=効能 で精油のボトルを選んでいたことにショックを受け

ました。もう一度 初心で勉強し直したい。そう思ったとき出逢えたのが万里さんでし

た。

万里さんはお花の先生として長くお花教室をされていて、アロマセラピー

のクラスをされていました。私は全て知っていることばかりになるのではないかと気に

してくださったのですが、とにかくゼロからアロマセラピーを学びたい。その気持ちだ

けでした。

万里さんのクラスでは化学成分や効能の以前のそれらを持つ、植物を見る、知

ることを丁寧に学びました。植物に対する姿勢から全く新しい視点からアロマセラピー

を見る機会になりました。

ただただ懐かしい、私の知っている記憶の場所。そして植物といる喜び。


ボトルの中にある植物を知ることは、とても大切なこと。1滴の液体だけではない

彼らのすべて, そして命。

ちゃんと向き合いお仕事をしていきたい。

私たちの命と同じ、植物の命。それらに敬意と感謝を持ち

必要な人へ必要な時にそれらを伝えて使わせて頂く。

真剣に植物や自分の目の前にあるものと向き合う時間をもらったことは、アロマセラピ

ーと自分自身も深く知る機会にもなりました。

ノースとサウスカリフォルニアでなかなか会えませんが

同じ気持ち、同じ思いで真剣に向き合い、それらをミッションとする同志、尊敬する

人がいることはとても大きな励みです。

貴重なあの時間は私の深い部分のハートで生きています。

Mari Kato


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